tour de okinawa 2022 210kmレースレポート(48位 5:43:52)

ついに、シーズンが終了して毎日ビール&からあげ食べ放題になりました🤗

 

どうも、平坦番長です🙌

つい先日(11月14日)に『ホビーレーサーの甲子園』と称されるツール・ド・沖縄(210km)へ参戦してきました。

番長が自転車を買って3ヶ月で出たチャレンジ50kmから3年の時を経て、イキナリ210kmへステップアップするという何とも無謀な挑戦でしたwww

当時チャレンジ50kmに出ていたメンバーに今年は210kmに挑戦すると報告すると「正気か!?」と変態の眼差しを受けました。

 

レースはロッポンギ〜の高岡さんが80km近く独走して勝つという、もうワケワカメな無双勝利をして全国ホビーロードレーサーの皆様を騒つかせました。

そんな、華々しいレースの舞台裏で番長は集団の最後尾に必死に食らいつき少しでも前方でゴールするという最下級戦士っぷり。

これは、そんな最下級戦士の記録です。

 

これから210kmに挑戦したい県内外の皆様の背中を一つでも二つでも押せたらいいな〜と思い記録を残すと見せかけて、ほぼ自分が見直すための記録用ですwww

※おいっ🤣

 

 

まず、今回の番長と自転車のスペック

体重69kg(180cm)ローディング後当日体重71,4kg

FTP330~340wぐらい(レース3日前ぐらいに10min:345wだったので多分そんぐらいw)

 

チャリ:スペシャターマックスポーツメンみたいな名前のやつw

ホイール:bora wto45mm

タイヤ:グランプリ5000 25c(F:5bar R:5bar)

重量は8kgぐらいだったと思うw

 

レース2週間前から仕事が激務になり、朝6:30に勤務開始、遅い時は23:00帰宅等、、、

自律神経乱れまくり&減量も相まって無限に腹が減るスキルが発動し66kgまで絞ったのに当日までに4kgのリバウンドを成功させるという劇的ビフォーアフター。

3ヶ月ぐらいかけて65kgぐらいまで絞ろうと計画していたが、初めの1ヶ月ちょいで66ぐらいまで行ってしまい後はkeep状態。 最後はキープできなくなってリバウンドwww

ということで1ヶ月で約4kgほど落とせることが判明したため、長距離レースで減量するときは、1ヶ月半前ぐらいから調整するのが自分的にはあっていると感じた。

 

〜ローディング編〜

今回ツールド沖縄に参戦する上で一番注力していたのは、カロリーコントロールである。

番長は70kgぐらいあるマッチョメンなので、ブログを書かれている上位入賞者達と体重が10kgぐらい違いますw  その分燃費も出すパワーも大きいので一杯食べなきゃいけませんw

 

なにを隠そうニセコクラシックフランスパン事件でハンガーノックになり、生きているのも苦しい状態をなんとしてでも回避するのが今回の最大の目標でした。

まず、レース3日前ぐらいから食べ物の7~8割を糖質(炭水化物)に変えローディングをしてみました。食事も一度に大量に食べるのを辞め、3~4h起きに小まめに摂る方法に変えました。

ローディング前後で体重が2,4kgほど増えているので計算上600gほどの糖質をチャージできた計算になるはず🤔 カロリーにすると(600×4kacl)で2400kcalほど貯蔵した計算。

 

ニセコ150km(2600up)での消費カロリーが3799kcal、

練習会170km(本部半島を回らず)では4600kcal

 

レース当日は集団走行で平坦区間はあまり、パワーは使わないと判断し4000kcal前後を準備しようと判断。

 

体に2400kclチャージ出来たため、残り2000ちょっとを補給食にて対応しようと決定。

んで、当日持参した補給食がこちら。

エネもち×4 コンビニ羊羹×4 マグオン×4 アクティバイクのグランフォンドウォーター500kcal分ボトルへ。 これで大体2000kcalぐらい。

 

さー、そして本番へ。

レース当日はAM:300に起床しアクティバイクリカバリープロテイン(200kcal)+パスタを食べる。(500kcalほど)

会場に向かう途中に、サンドイッチ(350kcal)+カフェイン注入(体重×3)。

 

レース当日、那覇から名護へ向かう時点で、めちゃめちゃ雨が降っているwww

ただでさえ、滑りやすい沖縄のスリッピーな路面が+αでもっと滑ってください状態にww

 

まー、個人的には雨は苦手意識ないのでボトル少なめでラッキーwぐらいの感覚w

900ml×2 プラス背中に500ml×1で挑もうと思っていたがこの時点で900×2に決定。

 

装備はサンボルトワンピース(黒MAIYO)にベロトーゼ(シューズカバー)装着、スタート前までに体を冷やさないよう、ウォームアップジェルとレインジェルを混ぜて体に塗りたくる。 午後からは天気が回復しそうであったため、四肢とお腹周りにだけ塗っておいた。

これは結構正解だった🙆‍♂️

 

 

レース前も微妙な天気w

 

〜スタートから50km(本部半島)〜

今回初参戦ということもあり、1回目のヨナ(普久川)でのペースアップを恐れ、集団内でひたすら温存する作戦。

※スタート時は最後尾からスタートした。

コロナ事情によりレースの参加人数が大幅に絞られている&前回の戦績やニセコクラシックでの戦績が優先されメンバー選出が行われているため、通常開催時と違ってメンツが濃そう。

平坦区間は集団パワーもあり基本的には40km前後のスピードで走行。 おまけに雨が降って路面は最悪なので落車に巻き込まれないよう細心の注意を払う。

 

本部半島からヨナ入り口までの個人目標は最低500kcalほどを補給する。

パワーを抑え体へのダメージを最小限に抑える こと

基本的に最初の平坦区間はそこまで強度は上がらないため、ヨナに向けて準備をするというイメージ

70km程で1回目の勝負所が来るので固形物は1h前。ジェルは30min前に補給終わるように調整(※ヨナ入り口まで1h40minほどで到着。)

間に合わない場合はグランフォンドウォーターを飲み調節。

 

ヨナ入り口付近では中切れや、雨で急にダンシングしてスリップして落車するリスクを避けたいため、直前の平坦区間で先頭付近へ

 

MAIYO三人衆で中継にもバッチリ写りアピール成功www

 

210kmの先頭牽引も参加し満足な番長www

ただ写りたかっただけだけどねw

 

データ的には1:40min NP210w(大体3倍)

 

〜普久川ダム登り〜

さーて、今回のレースは最低でもここを着いていかなければ未来はないぐらいの勢いで挑んだ最初の勝負どころ。

練習通り300wぐらいのパワーで登ることに成功

集団パワーもありタイムは18:23

感覚としては、スーパー苦しいと意識が飛ぶの中間ぐらいwww なんとか耐えられたけどこれ以上は無理〜な感じw

2回目のペースアップは相当厳しいだろうなーと思ったw

ペースの感覚としては入り口から4~5分間バッとペースが一旦あがり、途中の勾配が緩い&スピードが緩む地点で2~3分落ち着き、そこからまた10分ぐらい一定ペースが続く。

 

今後zwiftの練習メニューを組む際には4~5分110%FTP+2~3分休み80%FTP→10分100%FTPみたいなメニューが実践てきかな〜と思った(まーレースの展開次第で変わるんだろうけど、実際に味わって苦しかったポイントの補強はやっとかないとな〜。

 

なんとかヨナを登り終え、奥の登りへ向かう。

奥の登りはそこまでキツくないとは呼ばれているが、70kg近くの番長は4倍超えると普通にキツイお🙄

1回目のヨナを超えられたら個人的には次の耐えどころは奥の登りであったため、そこに向けまた補給(補充)を開始していくw

この辺りから段々と晴れ間が見え始め、レース開始時よりも気温が一気に上がる。

脱水による出力の低下を防ぐため小まめに少量の水を何度も飲む。 次の登り到着まで時間が短いため、ジェル、羊羹をベースに補給。

なんども、水を飲んでいる途中に満タンのボトルを一本落としてしまうwww

 

ここで、残400mlぐらいのグランフォフォンドウォーター入りのスポドリしか無くなり一気にキツくなるwww

 

オーマイガー何やってんねんワシ🙄

 

 

エネルギー補給目的で濃いめにスポドリを作っていたため、まー甘いのなんのw

しかも、水分は補給したいけど大量に糖質も摂ってしまうため一気に飲むとお腹が爆発しそうな予感www

2回目のヨナの補給まで、お腹と相談しながらチビチビ飲む作戦に。

 

そして、ボトルを落として動揺した挙げ句にジェルも何本も落下www

 

この区間だけでもマイナス1000円以上の損失であるwww あーつらい🙄

 

そんなこんなで奥の登りへ〜

 

〜奥の登り〜

なんとか耐え抜くw

 

マジでなんとか耐え抜いたwww

 

パワー的にはなんてことはない、4倍ちょいのペース。

しかし、ここまで3時間近く走ってきてからの4倍18分は相当辛いwww

 

 

ここからは地面を見ている時間が圧倒的に増えたため、半分憶測ですwww

 

〜辺戸岬からヨナ入り口まで〜

ここからは平坦区間、ヨナ入り口まで皆んな温存してくれ〜!!

と心の中で思いながら走行。

もう集団最後尾で千切れるかどうかギリギリの所で踏ん張っているので、展開は全くわからずw

恐らく逃げ2〜3人、を追うべく高岡さん率いる数名が追走。

それに合わせて集団もペースアップしたと思われるw

平坦で後ろについても300w近くずっと出ていたので、先頭はどんだけ踏んでんねん🙄と思いましたw

 

先頭で戦ってる人たちは3~4時間走っててもこんだけ力を残してるんか〜😩と圧倒的走力の差を痛感しました😢

 

そしてサヨウナラ2回目のヨナへ。

 

〜普久川ダム登り(2回目)〜

もう、正直ここで切れるのは分かっていたのでオールアウトする勢いで集団に食らいつく。

最後の数秒まで、この全国から集まってきた猛者達と共に戦いたいと思い踏み抜く。

5min350wまで耐えた後に、息絶える🙄

 

一方データ的には。。。

千切れた後は淡々とふみ続けてタイム的には悪くなく19:30 しかも平均パワー、平均心拍に関しては1回目とそんなに変わらず。

自分のコンディション的には落ちてはいなかったが、やはり2回目はペースアップがかかり千切れてしまったと推測。ん〜やっぱ最低でも20min5倍ぐらい常時出せるような状態じゃないと2回目のヨナを生き残るのは難しそう🤔

 

ここで単独になってしまったため、ポツポツと似たように切れた人たちとパックになりながら走行。

一回オールアウトして限界突破してしまったため、体に与えたダメージが大きく4倍出すのもキツい、、、 そして若干脱水&エネルギー切れを感じ始める。。。

 

2回目の補給ポイントで水を受け取り、千切れパックからも離脱。 ハンガーノックになっては元も子もないとリカバリーに努める。 3倍程度まで落とし、水の補給とエネルギーの補給を行う。

この時点で多分同カテゴリーに10人以上には抜かれたと思うwww

長距離のペース配分って難しいな〜😩

 

ある程度体が戻ってきたところからまた、走行開始。また千切れパックに乗っかり最後の大浦から名護へ向けての登りへ

 

もう、ここまで来たらパワー云々とかはないwww

お腹から背中周りの筋肉が悲鳴を上げ、カーボンソールに攻撃されまくった足の裏も激痛www

自転車から今すぐ降りたくて仕方なかったw

自転車の上で立ち上がれば、「おい? いいのか?やるぞ?(攣るw)」と脅迫してくる大腿四頭筋と内転筋。

座るとケツが「除圧しろ!!」と悲鳴をあげる。

 

そんな、ボロボロの状態の中、少しでも順位を上げるために登りで同カテゴリーの人たちを何名か抜く。

 

羽地の登りが土砂崩れにより、なくなったので番越トンネルを超えた付近での地元の人たちの応援。

 

「MAIYO行けー!!」

と何度も声を掛けてもらった。

空気を肺に取り込むので誠意いっぱいのため、声を出す力もなく「ありがとう」と左手を上げる🙋‍♂️

 

 

左脇腹が攣りかけるwww

 

そんなこんなで、名護市街地へ戻ってきてなんとかゴールした。

 

 

個人的には初レースしかも210kmでなんとかリザルト1枚目に乗ることが出来て、大変満足である。

 

後から聞いたら、2回目のヨナ終わった後までは第2集団にいたらしいw

 

オールアウトするまで責めなければ〜とか後から思ったりもしたけど、どの道40番だろうが20番だろうが先頭集団からドロップした時点であんまり〜とか思ったけどやっぱ少しでも上がよかった〜とか思ったりw

ただの強がりですごめんなさいw

 

ロードレース初心者だった番長が、今年気合を入れてニセコ、JBCF群馬3連戦、

そして、一番楽しみにしていた沖縄210km

今年得た経験と知識の総結集が210km:48位という結果であり、これまでやってきたことの証明とこれからの伸びしろが見えたようなレースでした。

 

沖縄にも強いホビーレーサー居るぞ!と全国から言われるように来年もまた頑張りたいと思います🙇‍♂️

 

 

 

 

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