概要
沖縄県内在住ローディ前半戦最大目標のレース、屋我地ロードレース
正式名称 : 沖縄県自転車競技選手権大会(通称 屋我地ロードレース)
毎年7月に開催され、炎天下灼熱地獄の中行われる沖縄車連開催の最長ロードレースである
上からチャンピオン60km、市民40km、シニア30kmと他大会に比べ約2倍の距離に設定されている。※端数切捨てにしてます。
国体の選考レースとして設定されている大会であるが、今年からチャンピオンクラス優勝者には11月開催ツール・ド・沖縄のチャンピオンクラス(沖縄選抜枠)の出場権がかかっており、UCIポイントを取りたいバチバチの若手や国体出場を目標に県外から帰省選手がやってくる為、年々参加選手の競技レベルが上がっている大会だ
尚、優勝者の特典は沖縄県民に限らずどの国籍、県民にも適応される (詳しくは沖縄車連の大会要項を⇨チェック)
更に、今回から沖縄自転車競技連盟と台湾の96cyclingの姉妹協定が結ばれ、交流の第一回目との事で台湾から2名の選手が参戦していた。
参戦メンバーを見ても、ここ最近乗れている沖縄オールスターズの大結集である
佐藤光、比嘉祐貴のサイクラーズペア、毎度お馴染みのグレッグや中鶴さん、前回表彰台のタスクちゃんなど有力選手を上げ始めるとキリがない😩
目標は完走やなw
コンディション
4月の東日本ロードで燃え尽き、120近くあったCTLもニセコ(6月)には80台、
そして、ニセコ後コロナに罹患し2週間ほどまともに動けず、、、
今回の沖縄選手権はエントリーは辞めとくか〜とまともにレースが出来るようなコンディションでは無かったが、「新車が来て気分が良かった」という理由だけで締切3時間前に滑り込むように申し込んだ。
運営サイドからすれば、迷惑な男である😇
作戦(暑さ対策)
4年ほど競技を続けているが、屋我地ロードには参戦した事がなく、フィジカルより暑熱耐性が高い方が有利だろうと判断。
しかし、自身のコンディションは最悪。。。
1週間前に休日、5時間のロング、平日に1分走、3分走の刺激を数回取り入れた程度www
本来ならヒートトレーニングを行う予定だったが、間に合わずcoreを使って、深部体温が38.5℃で出力が10%低下し始める。39.6℃でオーバーヒート→頭痛が生じ気合いではなんともならない状況になる事だけ確認したwww
core (深部体温計)
チャンピオンクラスは9:50スタートの約1時間半程度のレース、当日は日差しが強くGarminの温度計は45℃をマークしていた。
この日のためにmaiyoジャージ白ver.を制作してもらい、ヘルメット、シューズと徹底的に黒を排除したwww
当日は「大量」の汗をかく事を想定、水やスポドリ程度では体が吸収しなくなる事を想定して飲み物は全て経口補水液(OS -1)にした。
準備物資
ヘルメット、ジャージ、シューズ 白へ変更
OS -1:500ml×4本(2L)
OS-1:凍らしたゼリータイプ200g×2
水(掛ける用):4L
レース後用 ポカリ:1L。
ボトル:950ml×2、500ml×4 用意
※クーラーボックスに冷凍状態で搬送、使用直前に解凍し、ボトルへ補充
上記準備物品は全て消費した、それでも帰宅後-4kg近く、自身の暑熱耐性を甘く見ていたらきっと熱中症で完走できなかっただろう。
この辺の対策は正解だったと思う。
ちなみに、ドラッグストアでOS -1の安いジェネリックみたいなヤツが売っていたが、どれもマグネシウムが含まれていないorナトリウムが低かったので足攣り対策も兼ねて、高級な方をチョイスしたwww
ありがとう大塚製薬さん😭(笑)
耐えの前半戦
レースはローリングスタートから開始される
なんだか、手足の末端に力が入らず頭もフワフワする
ふとサイコン を見ると心拍は既に158bpm、深部温も38.5℃
既に10%マイナスからのローリング、「完全に終わったー」と思っていた🙄
ローリング終了直後から散発的にアタックが掛かり始める
中尾さん、台湾チーム、中鶴さん、大学生メンバーなどが積極的に集団を絞りにかかる
後ろでヒラヒラと泣きながら走るワイwww
今回は死んでも完走することが目標のワイは、生き残る術を使いに使いまくって、足攣り防止のために高トルク禁止→なるべく回転重視、深部体温を注視し39℃以上に上がらない様に積極的に撒き水を行うことだけを意識www あとは後ろでヒラヒラ😵
集団内では光が積極的に声を出して、集団コントロールを行っていた。
「すげー、プロ選手や〜😭」
とか他人事の様に後ろから見てたら、お前も前引かんかいと言わんばかりに後ろに入られ前に出される。
「死ぬぅ🙄」
今回ボトル補給をMAIYOメンバーにお願いしており、専属メカニックのマエドさんが積極的に渡してくれた
しかし、当日の大会状況の共有が出来ておらず最後の1周以外は補給アリルールだったが、4,5周回目までボトルを渡してもらえず、一気に干からびるwww🥵
その後もキャッチミス連発で大ダメージwww
そんなこんなでヒラヒラと後ろを彷徨い、干からび続けること6周、気がついて後ろを見ると誰もおらず
集団は10人ちょっとになっていた。
少し動けた後半戦
残り3〜4周回目で光砲発射
タイミングとキレもよく、集団から飛び出す者はおらず見送り、、、
あんなのに着いて行ったら、オーバーヒートして途中で抹殺されると躊躇してしまった😮💨
そして集団はローテも上手く回らず、前に行きたい選手と楽したい選手(ワイw)に別れ始めるwww
追いつく気配もなく、こりゃ集団で2位争いやな〜というムードが流れ始める
暑さでめちゃめちゃ、キツかったが集団の減り具合とペースの落ち着き具合をみると意外と自分のペース配分が上手く、ワンちゃん上位を狙えるんじゃないか?🤔
と思い始めた。
しかし、その勘違いが今回唯一の仇となる🙄
何度かユータローやコーヘーさんキッカケのアタックで集団が中切れし2〜3人前に抜ける瞬間があり、何度かソコにジョインしたが集団も許してくれず捕まった。
そんな決め切らない要らんムーブをしたお陰でさっきまでの余裕は消え去り、一気に瀕死の状態へ😵💫
最後の数周は5名ほどになった集団最後尾を銀二と共に彷徨い、コーナーの立ち上がりで中切れしそうだった銀二が肘クイしてきたので死ぬ気で前へ食らいついた。
抜き様に顔を見ると全てを出し切った顔をしていた、「あ〜銀二さようなら」と念仏を唱えパス
ラストの登坂へ
先頭はグレッグで番手で登坂開始のワイ、
お?場所的には悪くなくね?www とか思っているとグレッグが猛烈に加速し始め、中切れwww
後ろの後輩達に後で文句を言われかねないwwwと死ぬ気で間を埋めてオールアウト
あとはタラタラとゴールしましたとさ トホホ😮💨
次回に向けて
装備
今回、用意した装備はヘルメットが失敗であった。
エアロヘルメットにインナーキャップを装備したため、頭から水を掛けられずヘルメット内の温度が上がりゆでダコ状態になった
屋我地は専用のヘルメットが必要だと痛感、、、
補給
ボトル内の選択は大正解であった
補給時に貰う物のジェスチャーを決めておく、渡しやすく高さを共有しておく、結露を事前にタオルで拭き取ってもらえる様にしておく(準備する)など改善したい点が見つかった。
暑熱順化
練習できていなかったので当然だが、暑熱耐性4%は低すぎるwww 次戦は最低でも1ヶ月前からはある程度暑さに対応できる準備をする必要があると感じた。
来年は少しでも活躍できる様に日々鍛錬に励みます😩
おわり🙆♂️
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