niseko classic 2024 150km レースレポート (AGE:19-34 21位 総合43位)
参戦3年目。
今年もデブ(登坂とか無理ぃ😇)には辛いレースがやってまいりました。 ニセコクラシックです。
毎年6月に行われ、「ツール・ド・沖縄」に並ぶアマチュアレーサーの公道で行われる長距離ラインレースのため人気が高い。
それ故に、沖縄からの参加者も多い。
みんなで行くから遠征費が安く済む👈と言う理由だけで3回目の参戦になります。
これまで、出てきたレースの中で1番苦手意識の高いコースのため1mmも意気込んで居らず、北海道で美味しいウイスキーとアイス食べれたらいいや〜ぐらいの乗りで参加しています。
過去大会では
2022年(パノラマラインで抹殺→ハンガーノックで死にかけ。)
2023年(同じくパノラマラインで抹殺 komまでは耐えたんだけどなぁ😇)
といずれもパノラマラインで抹殺されているので、開始50kmぐらいからグルペット走行なので何にも気合いが入っていません。
お気楽なもんです。
機材紹介、コース変更
今年はs-works vengeで参戦。
基本はr8000系のアルテグラ11s
クランクとディスクキャリパーがデュラエース仕様となっております。(r9000、r9100)
ギア比
F 53-39 R11-30
タイヤ
コンチネンタルグランプリ5000 25mm (クリンチャー)
チューブ TPU magene EXAR
空気圧 : 前日に前後6bar 当日は知らん😇草
ボトルは500mlを2本 それぞれにパラチノース40gづつ入れた。
補給食はマグオン7、アミノバイタルジェル6を持って言った。 (結果マグオン4アミノバイタル3消費。)
今年はツール・ド・北海道の事故があってからか、使用コースが変更になっていた。
恐らく、脇道が少なく車両が入るリスクが少ない場所がチョイスされたのだろう。
前日に変更になった周辺のコースを50km程度試走。 チーム中鶴は皆口を揃えて「イージーやなッ!!」と言っていた。
とりあえず、コースはクライマー向け→パンチャー向け みたいなコースに変更になったらしい。
もちろん、デブのワイにはどっちも辛いのだが😇
レース前日(装備悩む編)
前日から予報は70%以上の降水確率。
気温は沖縄比で-5℃以上。 更に標高が高い所and下りでは死ぬほど寒いんじゃないかと憶測。 中鶴さんからテンペスト借りてレインジェル+ホットオイルで行くか、晴れるに期待して長袖+ベストで行くか悩みどころ。
当日の朝、ギリギリまで悩んだ。
※結局夏用長袖にした。(レインジェル胴体、ホットオイル四肢)
レース開始
当日は曇ってはいるものの雨は降らなかった、路面も濡れておらず1番心配していた悪天候は免れたようだ。
JBCFやニセコクラシック、ツール・ド・沖縄とロードレースを本格的に初めて4年。
過去大会に比べて、落ち着いて位置取りが出来ている事を再確認。
「いや〜、そこリスクとって上がらんでいいやろ〜。」
「ほら!無駄に踏んでたけど前緩んでるから詰まってブレーキかけてるやん!」
など上級者が言いそうなセリフを他の人を見て思うようになってきた。
※もちろん他人にはそんな事口が裂けても言えんけどね😇
ワイは全然気負いしてないので、ガツガツ来るやつには普通に譲って、前の隙間が空いたタイミングでスッ…と番手を上げ、集団内でパワーの上げ下げをしないように注力。
パノラマラインで抹殺される事は分かっているのでヌルヌルと心拍を上げないように後方で走る。
最近では集団走行に慣れ初めて、集団真ん中でも水飲んだり、補給とったりもお茶の子サイサイ。 これって当たり前だと思ってたけど意外と初心者の頃って出来てなかったんだよね〜。 普通に怖かったし。
そんなこんなで、抹殺現場へ到着。
さて、今年はどこまで行けるのかとソワソワしてると、あっさり頂上までいけてしまった。
※あれま😅
恐らく、向かい風とか後半のコース変更が皆を慎重にさせているんだろう。
特に上がらず、生き残れた。
ラッキーとか思いながら下っていく。
その後は、平坦区間を進む。
ここでもコーナー立ち上がり、追い風区間はペースが上がって1列に伸びるが向かい風区間はペースが緩む。 みたいなのを永遠と繰り返していた。
途中、レストタイムでペースが緩んだ時に後ろから激突されたり、登りでハスったのか集団右側で落車が起きたりと集団の形が縦に伸びたり縮んだりする所で落車が多発していた。
その中でも、100kmほど走ったぐらいだろうか? 向かい風区間で集団前方しかも、真ん中あたりで落車発生。
これが大きい落車となり集団は半分程に、、、
奇跡的に後方で余裕を持ってヒラヒラと走っていたためどれも無傷で神回避。
※心の余裕って大事だなぁと思った。知らんけど。
普通にちょんぼ。
レースも後半戦になり、約110km地点でボトルが空になってしまった。
口渇感は無いので、いい感じに補給できとるなーと思っていた。
ラストまで1本は欲しかったので、ニセコ限定ボトルだわーい🙌 とぬるい気持ちで富岡補給(残30km地点)で
ボトルを取ろうとしたら、前のやつが取り損ねて急ブレーキ。
うわっと思いながら立ち止まった。笑
とりあえず、セーフとか思いながらボトルを取っていると、登り始めてオレンジと黒のジャージがクソほどアタックして行ったwww
集団まで20mほど空いただろうか?
追いつくまでフルもがき😇
心拍が一気に上がって瀕死へ。
5分程度踏んだところで緩んだ集団にjoin。
そして、再度アタック合戦。再び瀕死へ。
流石にこのペースアップにはつき切れず、ジワジワと離れていく集団。
イナーメ小出さんや遅れたもう二方と4名で10数メートル先の集団を追いかける。
もう、瀕死オブ瀕死。
足はつっているし、変なペダリング。
オマケに、脳から司令を送ってないのに口が「へー、へー🤮」と奇声を発する始末です。
数分粘って集団に復帰するも、そこからジワジワと上がるペースについていける訳もなく、125km地点でドロップ😇
ここから、25kmが死ぬほどきついんだよなぁ、、、
追いつかれるのが嫌で、死ぬほど踏む→後ろからのグルペットに交わされてゴール
が毎度同じ身なので、グルペットに追いつかれたら乗れるレベルで回す感覚でペースを維持。
残り5km地点ぐらいで後ろから兄やん(RX日暮さん)が「石川く〜ん、乗ってくか〜い?www」とめちゃくそデカい声で言われて、一瞬ビクッとして心拍が上がったw
そこには大きい落車に巻き込まれた有力選手達が結構残っていた。
1度、オールアウトしているので普通にめちゃめちゃキツかったが、前は20人前後、この集団も15人前後だったのでワンチャン初の年代別上位25%に入れるんじゃないか?と前で位置取りし1つでも前でゴール出来るように。
同カテゴリーのトライクルタブちんさんが早めにかけて行ったので、番手で温存しながら最後だけ踏んで前の方でゴール。
死ぬほど辛かった😇
x @キャヴェツ品種改良中さんより
結果は年代別21位 なんとか上位25%には入ったらしい。
下から数えた方が早いけど下手したら一生取れないかもと思っていたので普通に嬉しかった。
※下から数えた方がはえ〜の図。
年々成長してる事を実感。
集団内の位置取りは前に居続けようと力を使い続けることだけが位置取りでは無い。
必要最低限で勝負所まで温存。もちろん後ろにいる事のリスクもある。
(落車や中切れ等)
集団内の危ない空気を察知出来るように視野を広く持てたなど、今回は体のコンディションがイマイチだっただけに、過去レースの経験を踏まえてなるべくエコノミーに安全に走れた事が良かったと思う。
総合優勝、年代別表彰台。
周りには輝かしい舞台で戦っている友人や先輩のホビーレーサー達がいっぱいいる。
僕がそういう舞台で活躍するのは全然先、もしくは来ないかもしれない。
けれども安全に全力を出して、無事に怪我なく帰る。
それが1番大事だと去年気づいてから、どのレースも心の余裕が変わった気がする。
今回のレースは個人的に確実に1歩前進できた気がして、楽しかった。
コツコツ頑張れ、俺。
ゆっくり地道に行こうじゃないか💪
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