おひさしぶりぶり、どうも平坦番長です。
11月のツールド沖縄に向けてコツコツとトレーニングを積み重ねており自分史上過去2ぐらいの所まで上がってきました✌️
残り2ヶ月頑張っていきましょい。
ということで、MCCS主催Bike Race series最終戦(全3ステージ)Futenma Bike Raceに参戦してきました💪
レースの会場となる普天間飛行場は軍用飛行場であり、デッカいヘリコプターやオスプレイっぽいのがいっぱい止まっている『滑走路』が自転車のコース上に設定され、まるでトップガンの世界に入り込んだような世界観でレースが楽しめます。
※みよ! この凄いヘリコプターの数を!!www
う〜ん、気分はマーヴェリックだね💪
コースは5周回(43km)のコース、ロードレースというよりは起伏の少ない平坦クリテ系のコース
道幅も広く、コーナー数もそこまで多く無いので、1時間程度の高強度インターバル系の展開になるor最後まで逃げが決まらず集団スプリントかな〜と予想。
試走を行い入念にコースチェック。 緑ゾーンは滑走路区間で道幅が広いとかのレベルじゃなく100人横並びで走れそうな勢いwww 一方、赤ゾーンは滑走路から基地外周に切り替わり、一気に車1台分の道幅に切り替わる様なコースレイアウト。
周りに大きい建物もなく、青い矢印の方向に強い風が吹いており向かい風は300wで踏んでも30km/hぐらいしかスピードが伸びず、追い風区間は単独でも50km/hを超える様な状況であった。
そして、エントリーリストをチェック。
※拡大したら文字潰れたので小さいけど許してwww
今回の要チェックメンツ。
No:127 ひがゆーき(日体大) 言わずもがな今回のメンツで一番ノってる選手。過去に一度だけ走ったことあるけど、登りも平坦も速いというインチキ。
特徴:2022ツールド沖縄チャンピオン新人賞、全日本インカレ9位。
No:180 たましょー(日体大) ゆーきの手下。 高校生の頃よく一緒に練習してもらっていたが、トラック競技も強く今回の様なハイスピードな展開やスプリントなどの駆け引きも上手そう、、、
特徴:ストラバのログみたら、番長よりパワー出てるwww
No:194 タスクちゃん(MAIYO) 一応チームメンバー、パンチ力のあるアタックが凄い、スプリントになったら勝てなさそうwww
特徴:ポテトが好き
No:188 こーへーさん 元プロロードレーサー、2016リオデジャネイロオリンピック(フクラハギ代表)出場 今年は台湾で開催されたレースで表彰台に登るなど、引退してからも普通につよつよです。
特徴:フクハラギ太い
今回の作戦として
①半周回目までに、逃げが決まらなければスプリントに備える。
②向かい風区間での単独走は不利(アタックは追い風区間or横風区間に行う)
③道幅が狭くなる前に前方で展開する
④少ない労力で1回で逃げを決める。(何発もやらない、タイミングを見計らい1発で行く)
をテーマに掲げた。
※いざ出陣!!
1周目:向かい風の中レーススタート、序盤は特に大きな展開もなく、向かい風区間をタラタラと進み距離を消化。 レーススタート前にMAIYOチームで若手高校生をサポートしようとタスクちゃんに呼びかけられたので、OK〜と返し、後ろに着く様に指示を出す。
滑走路から道幅が狭くなる前に、風除けになってあげながら先頭集団まで上がる、着いてきてる『いいぞ』と思った矢先、右側からタスクちゃん、ゆーき、しょーたの3名が先頭に上がってくる,,,
3列ほど横に広がっていた集団もそれをキッカケに縦に伸び、さらに道幅が狭まるフェンス沿い区間へ突入する。 早めに踏み直して先頭付近でクリア、後ろを見るともうそこに高校生の姿は無かった。。。
文句はタスクに言いましょうwww
何度か飛び出そうとする選手がいるものの、向かい風で思う様にスピードが乗らず、すぐ失速し集団に吸収されるような展開になっていた。
飛び乗りたい気持ちを抑え、1回で決めるにはまだ早過ぎると心にブレーキをかける。
※ピザ連合の皆w
2周目:ここらでチラホラ前方に飛び出していく選手が多くなっていく、徐々に集団にもインターバルがかかる展開が増え、余裕がありそうな選手となくなってきている選手に別れ始める。
よーく、周りをみて半分以上が疲労して心の余裕がなくなる瞬間を見計らう。
滑走路追い風区間の終了間際に、集団が横に広がるタイミングを見逃さず、スルスルっと左側から前に出てみる。 バイク1台分?2台分?ぐらいスッと離れた瞬間を見逃さず、そのままコースサイドの白線に乗っけて一気に加速させるwww
アスファルトの上を走るよりラインの上を走った方が圧倒的にスムーズに走れると試走の段階で気づいたので、狙ったタイミングで最高の瞬間で出られたと思う。
そこから集団後方の選手にバレると一気に皆で追いかけられるので、ダンシングせずにひたすらシッティングでバレない様にスピードを乗せていく🚴🏼♂️
そして、振り返るとようやく集団が追いかける様な雰囲気にw
コース中盤まで単独でペースで刻んで回復しようとペース配分をしていたらすぐ追いつかれたw
※この時は集団に追いつかれたと思って一瞬踏みやめたw
追いつかれた時、しょーたにめちゃめちゃデカい声で
『石川さんッ!!』
と声をかけられた、その時初めて集団ではなく数名でジャンプアップしてきて
逃げるぞ!!という強い思いを伝えられた気がした。
ありがとう、しょーた🙏 それが無ければ、完全に着き切れていただろうw
俺も何かかえさねばッ!!と思い
『おウッ!!』
と返そうと思ったが、あまりにもキツすぎて鼻から『フヒッ』みたいな隙間風が出ただけだった。
一丁前にツラツラと書いているが、本日の目標である一発で逃げを決める。
つもりで力を出しているので、ほぼ1回で全出力を出している。 カウンターなど食らったら完走も出来ないぐらい限界走行である。
追いついてきた、しょーた、もう中、こーへーさんと死にかけの番長でローテを回す。
もー、これが辛いのなんの🙄
穴という穴から酸素を取り込み必死に耐える。
そこから、更にタスクちゃん、ゆーき、ふなこっし〜さんが追いついてきた。
このメンツで逃げる!! と思いきや後ろからタスクちゃんが
『そうじゅんさんでラストで〜す!!』
と叫び単独でピザ連合そうじゅんさんが追いついてきたw
3周目:ここからは、後ろのメイン集団がまだ目に見える位置にいるので必死に8名で全力でローテを回すw
辛かった、、、、
そしてファーストアタックの疲労が1mmも抜けてない。。。
むしろ蓄積される一方🤦♂️ 向かい風区間や若干の起伏があるポイントでは自分にローテが回ってこない様に数秒ずらしたり、1個ローテを飛ばしたりと生存確率を上げる行動をやりまくるwww
※ゆるして〜、逃げのキッカケ作ったやん〜😭 と泣きそうな気持ちwww
そして、3周目も残り半分になり始めた所で後ろとのタイム差が一気に開く。
これは逃げ集団での優勝争いやな〜という雰囲気が流れ始めた瞬間、日体大のペースアップが始まる🙄
※MAIYO チーム
4周目〜ラスト:ここで、ゆーきとしょーたの怒涛のペースアップ😵
ローテの引き終わりにアタックが始まり、ゆーき、しょーた、タスクちゃん 5m空いて、番長、こーへーさん、ふなこっし〜、もう中の順番www
しかも、相当踏んでる😩 こーへーさんに肘クイで先頭交代を40回ぐらい促しても、出てくれなかったので相当後ろもキツかったんだと思う,,,,
もう、タダで死んでたまるか〜とオールアウトする覚悟で3VS1の展開を耐える。
耐える。
耐える。。。。
そうしたら、前も少し緩んでギリ追いついた、
フュヒィ〜(あっぶね〜)と謎の音を発しながら、後ろに着く。
休める〜wと思ったら、まさかのこーへーさんがペースアップ🫠
もう、この辺は酸欠過ぎてほぼ記憶はありません、、、
ここからは恐らくフィクションですw
しかし、限界間近のアタックはそこまで威力は無く、すぐに吸収され集団に交わされました。。。
この時点でサイコンを見ると35min NP340wととんでもない数字が出ていました,,,
見ると辛くなるので、ガーミンをシュッとスライドさせclimb proの画面に変えておきましたwww
ここからは精神論や!!
日体大 VS MAIYO
そして最終周でゆーき、しょーたペア、タスク、番長ペアの2VS2の構図が出来上がってしまいました。
あまりにもキツすぎてタスクちゃんに『アイツら強すぎん?🙄』
と話しかけたら、タスクちゃんも全身の穴という穴で空気を取り込むのに精一杯だったので返事はありませんでしたww
5分後ぐらいに『アイツら強すぎっス😭』
と返答が返ってきましたw 人間は酸素が無くなると、一言の会話も5分かかるんだなぁ😩草www
そして、またしても始まる滑走路区間でのアタック合戦www
ゆーきのアタック→しょーた後ろで待機→タスク引けない→番長が埋める。
しょーたのアタック→ゆーき後ろで待機→タスク引けない→番長が埋める。
× ∞
生まれてきて一番時が経つのが遅く感じる瞬間でした😵
思わず、追いつきざまに『も、もうやめません?www』
と提案したらすかさず逆サイドからアタックされるという無慈悲にも、2VS1のおやじ狩り状態です🙄
そして、もう一周あると全員で勘違いしてアタック合戦を行なっているとラスト周回のコースへと誘導されるwww
「あれ?ラスト?www」とか皆でいいながら牽制が始まるwww
※43kmのコースが48,9kmに延長されたと事前ブリーフィングで説明があったのにwww(基地のレースあるあるw 緩っ!!)
さっきまでのアタック応戦で1mmもスプリントなんてかかるわけないwwwと判断した番長は番手にタスクを着かせリードアウト役に徹する構え。
一方、日体チームはしょーた、ゆーきの順番。
ここまで必死で耐えてきたんだ、なんとか先輩チームとしての意地を見せねばwww
勝負が始まるその時までタイミングを見計らう。
日体大列車が左端際きわまで寄せていたので、ゆーきが容易に前に出られない様に、右側をブロックする形でしょーたの右後ろに着く、ジワジワと後ろに下がっていき番長、タスク、しょーた、ゆーき?の順だったと思う。
よく画面越しで見るプロのレースバリに、牽制から先にかけられないように後ろに注意を向ける。
緩やかな緩斜面が終わり、下に切り替わったポイントから一気に加速!!
右下から一気に青いジャージが迫るwww
やばい〜www タスク早く行って~😵
あ〜抜かれる〜😩
とか思っていたらゴールしました草。
初めてのゴールスプリントで勝てました😭
いや〜。嬉しかった〜😂
というよりあのアタック地獄から解放されて、嬉しい方がデカいwww
レースの展開的には、序盤は上手く立ち回っていたと思うが、やはり後半のアタックに応戦する時に、後手後手に回る内容だったのは反省,,,
ゆうてカウンターで反撃する体力は無かったんですが😩
久々に強力な選手たちとレースらしいレースが出来たので、いい刺激になりました。
まだまだ11月まで時間はあるので足りない所を埋められる様頑張るしかないな〜と思いました草
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